宮城県教委が教職員不祥事防止策 学校支援チーム新設

宮城県教委が教職員不祥事防止策 学校支援チーム新設 
河北新報 2010年12月16日(木)14時21分配信

 教職員の不祥事続発を受け、宮城県教委は15日、再発防止策の一環として、「学校運営支援チーム」を新設したと発表した。県教委の課長らが直接学校を訪問し、現場の課題を把握。不祥事の背景にあるとされる多忙な業務の見直しを図る。
 チームは県教委次長をリーダーとし、5課1室(総務、福利、教職員、義務教育、高校教育課、特別支援教育室)の課室長らで構成する。
 月1、2回、県立学校や小中学校を地域別に訪ね、教職員と意見交換。寄せられた意見を基に、多忙の解消に向け職場環境の改善やメンタルヘルス対策などを検討する。
 来年4月には県教委の実務者によるワーキンググループを設ける。月2回程度、会議を開き、検討結果を行動計画にまとめて実施する。
 チームは10日、仙台三高で最初の意見交換を行った。同校のほか、仙台二高、宮城一高、視覚支援学校、利府支援学校の計5校から15人が参加した。

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